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【ダイエットするには体重は毎日測定した方がいいの?】

  • 執筆者の写真: 陽正 橘山
    陽正 橘山
  • 10月28日
  • 読了時間: 5分
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「え、最後に体重計乗ったのいつだっけ?」と思ったあなたへ



仕事終わりに外食、休日はついカフェスイーツ。

「最近ちょっと体重増えた気がするけど、まあ見た目そんな変わらないし」と思いながら、気づけば1〜2ヶ月、体重計を見てない。


——これ、実はダイエットが長続きしない人に共通する落とし穴なんです。


「毎日測った方がいいって聞くけど、正直めんどくさい」「そもそも家に体重計ない」

そんなあなたのために、今回は【どのくらいの頻度で測るのが正解?】【どう活かすと結果につながるの?】を、科学的根拠と現場の経験からわかりやすくお伝えします。





結論:体重は“毎日測る”が一番効率的



アメリカのダイエット研究(Cornier et al., Obesity, 2013)によると、

「毎日体重を測る人」は、週1回だけの人に比べて体重減少が約2倍持続したという結果が出ています。


なぜかというと——

体重測定には「自己認識」を高める効果があるからです。


  • 昨日より200g増えた → 「夜の外食が多かったな」と気づく

  • ちょっと減った → 「あ、歩いたのが良かったんだ」と自信になる



つまり、毎日の測定は“数字を見ること”以上に自分の体の変化を感じる習慣づくりなんです。





測るベストなタイミングは「朝イチ」



測定する時間がバラバラだと、数値がブレて「太った?」「痩せた?」が分かりづらくなります。


体重は一日で1〜2kg前後変動します。

食事・水分・排泄・塩分などが影響するため、条件を揃えることが超重要。


🔸おすすめは


  • 朝起きてトイレ後

  • 朝食前

  • できれば同じ服装(または下着だけ)



このタイミングなら、前日の行動がそのまま数字に出やすく、「何が影響したのか」がわかりやすいんです。





家に体重計がなくても大丈夫!どこで測る?



「体重計持ってないんです…」という方も多いですが、実は選択肢はたくさんあります。


  • ジムやフィットネス施設のInBody(体組成計)


     → 体脂肪率・筋肉量まで測れて、数字の意味がわかりやすい

  • 🏥 薬局やスーパーのヘルスステーション


     → 無料または100円前後で測定できる場所もあり

  • 家庭用スマート体重計(約3,000〜5,000円)

     → スマホ連携で自動記録、グラフ管理が簡単



特に「筋肉を落とさずに痩せたい」「見た目を変えたい」なら、体重だけでなく体脂肪率の変化もチェックできる体組成計がおすすめです。





測るだけで終わらせない。“見える化”が継続のカギ



体重を測って終わりでは、意味が半分。

減っても増えても「原因と行動」をメモすることで、体が整っていきます。


これを1週間続けると、

「あ、塩分多い日は体重が増える」「寝不足だと減らない」など、自分だけの“体のクセ”が見えてくるんです。


この「見える化」が、無理な我慢ではなく“調整”で結果を出す近道になります。





「増えた=太った」ではない。数字との付き合い方



体重は水分量でもすぐに1〜2kg動きます。

生理周期・便通・睡眠なども影響するため、1日単位ではなく1〜2週間の平均で見るのが正解。


また、筋トレを始めると一時的に体重が増えることもありますが、これは筋肉量が増えた証拠。

数字に一喜一憂せず、「傾向」で判断しましょう。





まとめ:「数字を味方につければ、ダイエットはもっと楽になる」



毎日測る=プレッシャーではなく、「自分の体を知る」時間。

最初の1週間はちょっと面倒でも、続けるうちに数字が自分の応援メッセージに変わります。


  • 朝イチで測る

  • 増減を気にせず傾向を見る

  • メモで自分の体を知る



この3つを意識するだけで、モチベーションが安定し、リバウンドしにくい体づくりができます。


「数字が苦手」「続けられないかも」という方も、まずは1日1回、体重計に乗るところから始めてみてください。

きっと3日後には、「あ、体の数字って意識するだけでこんなに変わるんだ」と気付くでしょう。



📩 ご相談・体験はこちらから



自分の体の変化を“正しく見える化”したい方へ。

体重計の数字をただの数値ではなく、**「今の自分の状態を知るツール」**として使えるようサポートいたします。


  • どんな頻度で測れば良いか

  • 数字が増えた時に気をつけるポイント

  • 食事・運動・睡眠との関係性



これらをあなたの生活リズムに合わせて一緒に整えていきましょう。


ご相談、体験の予約はこちらから受け付けております📩


HPの右上三本線をタップ →「問い合わせ」を選択 →「体験」と入力してお申し込みください!

あなたの“理想の数値”を一緒に作っていきましょう☺︎





最後に:今すぐ、今日の朝から“1回だけ”測ってみよう!



「ダイエット=頑張ること」ではなく、

「自分を知って、調整していくこと」なんです。


明日の体重を変えるために必要なのは、特別な運動でも食事制限でもなく、

まず“今の自分を知る”ことから。


今日からたった1分、体重計に乗る習慣を始めてみてください。

その積み重ねが、あなたの「ちゃんと変わるダイエット」を作っていきます。


👉 今すぐ試してみてください。





📚 参考文献

  1. Cornell, C. A., et al. (2013). Daily self-weighing and weight loss: Results from a randomized controlled trial. Obesity, 21(11), 2349–2356.

  2. Steinberg, D. M., Tate, D. F., Bennett, G. G., Ennett, S., Samuel-Hodge, C., & Ward, D. S. (2013). The efficacy of daily self-weighing to control body weight in adults: A randomized controlled trial. American Journal of Preventive Medicine, 46(6), 549–555.

  3. Wing, R. R., & Phelan, S. (2005). Long-term weight loss maintenance. American Journal of Clinical Nutrition, 82(1 Suppl), 222S–225S.

  4. 日本肥満学会 (2023). 「肥満症診療ガイドライン」.




あなたの“見えない努力”は、必ず数字に現れます。

焦らず、自分のペースで「数字を味方に」していきましょう。

 
 
 

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