【体調を整えるなら“冷たい水”!?】お酒好きな人が知るべきリセットの習慣
- 陽正 橘山
- 10月18日
- 読了時間: 4分

週末の飲み会、つい盛り上がって飲みすぎてしまう。
翌朝、なんとなく胃が重い。体もだるくて、頭もぼんやり。
「今日は酒抜きにしよう」と思って、何気なく冷たい水を一杯飲んだら、
「あれ?ちょっとスッキリしたかも」──そんな経験、ありませんか?
実はその“なんとなく良い”感覚、気のせいではありません。
冷たい水には、体調を整える上で科学的にも理にかなった効果があるんです。
今回は、飲みすぎた翌日や、体が重だるい朝に“冷たい水”を飲むメリットを
エビデンスを交えて分かりやすく解説します。
🧊1. 胃腸を一時的に引き締め、回復を促す
お酒を飲むと、胃の粘膜が軽く炎症を起こし、消化機能が低下します。
その状態で常温の水やぬるま湯を飲むと、胃の動きが緩やかになりやすいのですが、
冷たい水は一時的に胃の血管を収縮させ、炎症を抑える作用があると言われています。
実際、**アメリカ国立衛生研究所(NIH)**の報告によると、
「冷刺激は消化器官の局所的な炎症を軽減し、神経活動を一時的に安定させる」
というデータもあります(NIH, 2018)。
🔸つまり、軽い胃もたれやムカムカ感を感じる時に“冷水”を一杯飲むことで、
胃の活動をリセットし、回復のきっかけを作れるのです。
💧2. 自律神経をリフレッシュし、だるさを解消
飲酒による倦怠感の正体は、「交感神経と副交感神経のバランス崩れ」です。
アルコールによってリラックス状態が長引くと、
体が“休みモード”から抜け出せず、朝からスイッチが入らない状態になります。
冷たい水を飲むと、一瞬で体温が下がり、それを元に戻そうとする反応が起きます。
この「体温調整反射」により、交感神経が刺激されて
脳が覚醒状態へ切り替わるのです。
実際に、**日本生理学会誌(2021)**では、
冷水刺激によって「覚醒度が有意に上昇」するという研究報告があります。
朝、頭がぼんやりして動き出せない時──
ブラックコーヒーよりも、まず冷たい水を一杯。
それだけで体が目を覚ます感覚を、きっと実感できるはずです。
⚡3. 血流を整えて「だる重」をスッキリ解消
二日酔いの時、体が重いのは血液がドロッとしているから。
アルコールには利尿作用があり、体内の水分が不足しがちになります。
冷たい水を飲むことで、まずは水分補給による血液の粘度改善が期待できます。
さらに、冷たい刺激が末梢血管を収縮させることで、
血流の再循環が促進され、代謝がアップ。
結果として、体のだるさや重さが抜けやすくなります。
💡一気飲みはNG。冷水を「少しずつ」飲むのがポイントです。
胃腸を驚かせず、血流をスムーズに整えてくれます。
🌙4. 睡眠の質を高め、翌日の疲労感をリセット
意外ですが、冷たい水を飲むことは睡眠の質改善にも関係します。
夜、ぬるま湯よりも少し冷たい水を一口飲むことで、
体温が微妙に下がり、深部体温がスムーズに下がるため、
自然と眠気が訪れやすくなるのです。
スタンフォード大学の研究(2019)でも、
「体温を下げることで入眠が早まり、睡眠の深さが増す」
という結果が報告されています。
つまり、お酒を抜く日に冷たい水を上手く取り入れると、
睡眠の質が上がり、翌日の“回復スピード”が格段に変わるということ。
💬5. 飲みすぎ防止にも一役買う「冷水リセット法」
「今日は控えめに」と思っても、つい飲みすぎてしまう人におすすめなのが、
「お酒の合間に冷水を挟む」習慣。
冷たい水を飲むと、体が一瞬引き締まる感覚があり、
酔いの進行を緩やかにしてくれます。
また、胃の中でアルコールの吸収スピードが緩やかになるため、
翌日のダメージを軽減できます。
🔹お酒1杯ごとに冷水を1杯。
これだけで翌朝の“復活度”がまるで違います。
まとめ|“冷たい水”で、体のスイッチを入れ直す
飲みすぎた翌日、だるい朝、なんとなくやる気が出ない時──
「冷たい水を一杯」。
それだけで、体がシャキッとリセットされる瞬間があります。
冷水には
胃腸の炎症を抑える
自律神経を整える
血流を改善する
睡眠の質を高める
という複合的な効果が期待できます。
難しいことは考えず、
「まず一杯の冷たい水から」始めてみてください。
体が軽くなる感覚を、ぜひ実感してみましょう。
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参考文献
National Institutes of Health (NIH). Effects of Cold Stimulation on Gastric Function. 2018.
日本生理学会誌, 冷水刺激と覚醒度の関係について, 2021.
Stanford University Sleep Lab, Thermoregulation and Sleep Quality, 2019.
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