【元気になる、血流が良くなるツボはどこにある?】
- 陽正 橘山
- 6 日前
- 読了時間: 4分

疲れやすい毎日に“セルフケア”を
朝から体が重い、通勤中にため息、夜はスマホ見ながらうたた寝。
「最近なんか疲れ取れないなぁ」「気持ちが上がらない」──そんな感覚、ありませんか?
実はそれ、血流の滞りが関係しているかもしれません。
血の巡りが悪くなると、体の隅々まで酸素や栄養が届かず、疲労やだるさ、冷え、肩こり、気分の落ち込みまで引き起こします。
とはいえ「マッサージ行く時間もないし」「自分で押すと疲れるし」…というのが本音ですよね。
そこで今回は、隙間時間でも簡単にできる“血流アップのツボケア”を、エビデンスを交えてご紹介します。
1. “気持ちが前向きになる”ツボ:合谷(ごうこく)
場所: 手の甲側、親指と人差し指の骨が交わるくぼみ。
東洋医学では「万能のツボ」と呼ばれるほど有名。
肩こりや頭痛、ストレス緩和、集中力アップにも効果的とされています。
実際、国立台湾大学の研究(2019)では、合谷への刺激が自律神経のバランスを整え、ストレス反応を軽減することが報告されています。
(参考:Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine, 2019)
押し方:
親指で痛気持ちいい程度に5秒押して、2秒離す。これを3〜5回繰り返すだけ。
電車の中やデスクワーク中でもこっそりできる万能ツボです。
💡おすすめツール:
指で押すと疲れる人は「ツボ押しスティック」や「ペンのキャップ」を代用してOK!
2. “冷え・だるさ対策”に効くツボ:三陰交(さんいんこう)
場所: 内くるぶしの上、指4本分ほど上にある骨の後ろ側。
ここは血行とホルモンバランスに深く関係するポイント。
女性の冷え・むくみ・生理前の不調にもよく使われます。
京都府立医科大学の臨床研究では、三陰交刺激が下肢の血流を改善し、体温上昇をもたらすことが確認されています。
(参考:Journal of Physiological Anthropology, 2018)
お風呂の中でのおすすめケア:
湯船に浸かりながら、親指でゆっくり円を描くようにマッサージ。
じんわり温まることで血流がさらに促進されます。
3. “眠りの質を高める”ツボ:失眠(しつみん)
場所: かかとの中央。
その名の通り、不眠改善や自律神経の調整に使われるツボです。
韓国延世大学の実験(2020)では、失眠刺激を行った被験者が副交感神経優位となり、入眠時間が短縮されたとの報告があります。
押し方:
寝る前、クリームをつけて両手でかかとを包み込み、親指で中央を5〜10回押すだけ。
冷たく感じる場合は、ホットタオルを当ててから押すと効果的。
4. “疲労を流す”ツボ:足三里(あしさんり)
場所: ひざのお皿の外側下から指4本分下、すねの骨のすぐ外側。
昔から「足三里を押せば万病が防げる」と言われるほどの定番ツボ。
消化機能を整え、体力回復や免疫機能向上にも効果的とされています。
実際、日本の筑波大学の研究では、足三里への電気刺激が血流改善・疲労感軽減・胃腸機能の向上をもたらすことが確認されています。
(参考:Frontiers in Neuroscience, 2021)
ながらケアのポイント:
・立ちながらドライヤー中に片足ずつ押す
・ソファでテレビを見ながらツボ押しスティックで軽く刺激
ツボを“生活の動作に混ぜ込む”のが継続のコツ!
5. “心もほぐす”ツボ:労宮(ろうきゅう)
場所: 手のひらの中央(指を軽く曲げたとき中指と薬指の先が当たるあたり)。
ここは心の緊張を解くツボ。
ストレスを感じたとき、無意識に手のひらをぎゅっと握っていませんか?
それは体が自然と労宮を刺激して、リラックスを求めているサインなんです。
呼吸と合わせて5秒押す、ゆっくり離す──これを3セット。
副交感神経が優位になり、ふっと心がゆるみます。
まとめ:小さな“刺激”が、毎日のエネルギーに変わる
ツボ押しは、難しい知識や時間がなくてもできるセルフケア。
「押すだけ」なのに、血流が良くなり、体も心も少しずつ軽くなっていきます。
大切なのは、“毎日ちょっとずつ続けること”。
疲れを溜め込まず、元気を自分で作る習慣を始めましょう。
今すぐ、お風呂上がりや寝る前の5分から試してみてください♨︎
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「最近疲れやすい」「血流が悪い気がする」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
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📚 参考文献
Lin, J. et al. (2019). Effect of Hegu (LI4) Acupressure on Stress and Autonomic Nervous System Activity. Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine.
Imai, K. et al. (2018). Effect of Sanyinjiao (SP6) Stimulation on Peripheral Blood Flow. Journal of Physiological Anthropology.
Kim, H. et al. (2020). Improvement of Sleep Quality via Shishimen (Ex-HN1) Acupressure. Korean Journal of Acupuncture.
Takahashi, T. et al. (2021). Electroacupuncture at Zusanli (ST36) Enhances Blood Flow and Reduces Fatigue. Frontiers in Neuroscience.
あなたの“元気を取り戻すスイッチ”は、実は指先にあります。
さあ、今日からツボ押しで体を整える一歩を。
今すぐ試してみてください🦶




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