【産後、体重は戻ったのに体型が戻らない…何をしたら良いの?】
- 陽正 橘山
- 7 日前
- 読了時間: 4分

「体重はほぼ妊娠前に戻ったのに、なんか違う…」
「お腹やお尻、腰まわりが前より丸くなった気がする」
産後のママたちから、よく聞く声です。
それもそのはず。“体重”は戻っても、“体型”は筋肉と姿勢のバランスで決まるからです。
今回は、産後1ヶ月で“体型を整える”ための具体的な方法を、
家でできること・ジムでしかできないことに分けて解説します。
なぜ体重は戻ったのに体型が戻らないの?
出産後、ホルモンバランスの変化や育児での抱っこ・前傾姿勢によって、
骨盤まわりの筋肉やお腹の筋肉がうまく使えなくなります。
その結果…
骨盤が前に倒れてお腹ぽっこり
ヒップラインが下がる
背中や二の腕に脂肪がつきやすい
つまり、**“筋肉の使い方が変わってしまった”**のが原因です。
体重が戻っても、見た目が変わらないのはこの筋肉バランスの崩れにあります。
(参考:NHS “Postnatal body changes: muscle and posture recovery”, 2023)
【1】家でできること
:1日10分で「姿勢リセット」
忙しいママに大切なのは、「筋トレ」よりもまず“姿勢を戻す”こと。
産後の体は、妊娠中にゆるんだ靭帯がまだ柔らかいため、
無理な運動よりも骨盤と呼吸を整えることから始めましょう。
おすすめのホームケア
ドローイン(腹横筋の活性化)
→ 仰向けになり、息を吐きながらお腹をへこませる。5秒キープ×5回
骨盤の前後ロッキング
→ 座った状態で骨盤を前後に動かすだけ。1分でOK
深呼吸+肩甲骨回し
→ 肩こりや猫背対策に。家事の合間でも◎
これだけでも、骨盤底筋や腹横筋が自然と働くようになり、
「下腹ぽっこり」「姿勢の崩れ」が少しずつ改善していきます。
【2】ジムでしかできないこと
:筋肉の再教育と代謝アップ
産後の体型を本気で整えるなら、週1〜2回のトレーニングを取り入れるのが最短です。
特に「姿勢を支える筋肉(インナーマッスル)」と「動きを作る筋肉(アウター)」の
両方を再教育する必要があります。
ジムでしかできない3つのポイント
正しいフォームのチェック
→ 骨盤の傾きや反り腰を専門トレーナーが修正。間違った動きで痛みを予防。
負荷をかけた下半身トレーニング
→ スクワットやヒップスラストで、ヒップアップ&代謝アップ。
個別メニューで“動く体”を再構築
→ 抱っこや授乳姿勢による左右差を改善し、バランスの取れた体へ。
特にヒップ・お腹・背中は自重では限界がある部位。
ここをしっかり鍛えることで、体重よりも「見た目」が劇的に変わります。
(参考:日本女性医学学会「産後の身体回復における運動介入の効果」2022)
[1ヶ月で体を変えたい人のメニュー]

【3】食事で意識すべきポイント:タンパク質と水分補給
筋肉をつけて体を引き締めるには、食事のサポートも欠かせません。
🍳意識したい3つのこと
タンパク質を毎食に(卵・魚・豆腐・鶏胸肉など)
水を1.5〜2L/日飲む → 老廃物を流し代謝をサポート
夜の甘いもの・アルコールを減らす
特に産後は授乳で水分や栄養が消耗しやすい時期。
「痩せるために食べない」は逆効果です。
“整えるために食べる”ことを意識しましょう。
(参考:厚生労働省「授乳期の栄養と食事」2023)
【4】1ヶ月で変わるには「スケジュール化」が鍵
体型を戻すには、無理なく続けられる流れを作ること。
1ヶ月の整えスケジュール例
たった1ヶ月でも、
「ウエストがすっきり」「腰痛が減った」「鏡の前で姿勢が変わった」
と感じる人が多いです。
まとめ:体型は“筋肉の記憶”で変わる
体重が戻っても、筋肉と姿勢が戻らなければ「本当の産前ボディ」には戻りません。
でも逆に言えば、筋肉を再教育すれば1ヶ月で変わるということ。
無理なダイエットより、姿勢と筋肉を整えることが最短の近道です。
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🔖参考文献
日本女性医学学会「産後の身体回復における運動介入の効果」(2022)
厚生労働省「授乳期の栄養と食事」(2023)
NHS “Postnatal body changes: muscle and posture recovery” (2023)




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