【コンビニのお酒はなぜ残る?】
- 陽正 橘山
- 1月20日
- 読了時間: 4分
― 同じ量なのに、店で飲んだ日は平気なのはなぜか ―

「ちゃんぽんしてないのに、翌朝しんどい」
「量は同じ、むしろ少ないのにコンビニで買ったお酒の日だけ残る」
「居酒屋で飲んだ日は意外と平気なのに…」
これ、気のせいじゃありません。
実際に“残りやすくなる条件”が、ちゃんと揃っています。
しかも多くの人が
「肝臓が弱いのかな」
「年齢のせい?」
で片づけてしまう。
でも原因は、お酒そのもの+飲み方+体の状態。
今回はその正体を、できるだけ分かりやすく解きます🍺
①|「同じアルコール量」でも体の反応が違う理由
まず前提として大事な話。
アルコールの分解スピードは一定
・男性:1時間に約0.1g/kg
・女性:さらに遅い
(※厚労省・WHOの資料より)
つまり
👉 早く酔いを抜く裏ワザは存在しません。
じゃあ、なぜ
店のお酒 → 残らない
コンビニのお酒 → 残る
この差が出るのか。
答えは
「アルコール以外の要素」です。
②|缶 vs 瓶|実は“中身”より「環境」が違う
「瓶の方が体にいい?」
よく聞かれますが、結論から言うと👇
▶ 容器そのものより、飲まれる環境が違う
コンビニ缶の特徴
一気に飲みやすい
つまみが少ない or ない
水を挟まない
スマホ見ながら無意識飲み
店のお酒の特徴
会話でペースが落ちる
自然と水・おしぼりが出る
食事(タンパク質・脂質)がある
グラスが空くまで時間がかかる
つまり
同じ500mlでも、体への入り方がまるで違う。
これは「急性アルコール負荷」と呼ばれ、
肝臓に一気に処理を押し付ける形になります。
③|添加物・保存料は本当に悪者?
正直に言います。
▶ 保存料そのものが直接“残る原因”になる可能性は低い
ただし問題はここ👇
甘味料(果糖ぶどう糖液糖)
香料
酸味料
これらが入ると
✔ 血糖値が乱れやすい
✔ インスリン反応が増える
✔ アルコール分解が後回しになる
特に
甘い缶チューハイ × 空腹
この組み合わせは最悪。
翌朝
「頭重い・喉乾く・だるい」
の三拍子が揃います。
④|実は一番デカい差「体内水分率」
ここが盲点。
体内水分率が低い人ほど、お酒は残る。
理由はシンプルで
アルコールは水に溶けて代謝されるから。
水分が少ないと👇
血中アルコール濃度が上がりやすい
脱水が進む
肝臓・腎臓の処理能力が落ちる
特に多いのが
デスクワーク
運動不足
冷え性
トイレ我慢が多い
このタイプ。
「強くなった/弱くなった」ではなく
“処理環境が悪くなった”だけなんです。
⑤|残らない人が無意識にやっていること
お酒が残りにくい人は
だいたいこれをやっています👇
飲む前に水をコップ1杯
1杯につき水を半分以上挟む
タンパク質(肉・魚・豆)を一緒に摂る
缶を一気に空けない
日常的に体を動かしている
特別なことはゼロ。
体の土台が整っているだけ。
まとめ|「どのお酒を飲むか」より大事なこと
結論です。
❌ コンビニのお酒が悪い
⭕ 体と飲み方の相性が悪い
水分率
代謝
飲むペース
食事
運動習慣
これが整えば
缶でも、瓶でも、外でも残りにくくなる。
「お酒をやめる」じゃなく
「残らない体を作る」
その方が、ずっと現実的です。
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✔ 最近お酒が残りやすくなった
✔ 昔と違う気がする
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参考文献
厚生労働省「アルコール健康障害対策基本法」
WHO “Global status report on alcohol and health”
National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism (NIAAA)
日本栄養・食糧学会誌
日本臨床栄養学会資料




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