【甘いものを食べると、なぜ余計にお腹が減るのか?】
- 陽正 橘山
- 3 日前
- 読了時間: 4分
ご飯はちゃんと食べたはずなのに、気づいたらチョコをつまんでる。
「一口だけ」のはずが、袋が空いている。

そして不思議なことに、甘いものを食べた直後なのに、
なぜか余計にお腹が減る感覚。
実はそれ、意志の弱さではありません。
体のメカニズムがそうさせている可能性が高いんです。
今日は
・お菓子が止まらない理由
・たんぱく質不足との関係
・筋肉量と甘いものの量
・体の硬さとの意外な関連
・間食のメリット/デメリット
ここまで、エビデンスを元に分かりやすく解説します。
①「甘い→もっと欲しい」は血糖値ジェットコースター現象
砂糖を多く含むお菓子を食べると、血糖値は急上昇します。
すると膵臓からインスリンが大量に分泌。
この反動で血糖値が急降下すると、脳は
「エネルギー不足だ!」と判断します。
その結果、
✔ すぐ空腹を感じる
✔ さらに甘いものを欲する
というループに入ります。
実際、Ludwigら(JAMA, 1999)は、
高GI食品摂取後は低GI食品に比べて
空腹感が早く強くなることを示しています。
つまり
甘いものは“満たす”どころか、次の空腹を作っている可能性があるんです。
②たんぱく質不足の人ほど、お菓子を欲する
「なんか甘いもの食べたい…」
それ、本当に甘いものが欲しいのでしょうか?
実は体は
“たんぱく質不足”を糖で誤魔化そうとします。
たんぱく質は
・血糖値を安定させ
・満腹ホルモン(GLP-1、PYY)を分泌させ
・食欲を抑制します
Weigleら(AJCN, 2005)の研究では、
高たんぱく食は自然に総摂取カロリーを減らすことが示されています。
逆に不足していると
脳は「もっと食べろ」と信号を出し続けます。
お菓子が止まらない人ほど
✔ 朝食がパンだけ
✔ 昼が麺類だけ
✔ 夜は炭水化物中心
こうなっていませんか?
まずは甘いものを減らす前に、たんぱく質を増やす。
ここがスタートです。
③筋肉量が少ないと、甘いものが増える?
筋肉は“最大の糖の貯蔵庫”。
筋肉量が多い人は
血糖値を効率よく処理できます。
一方、筋肉量が少ないと
✔ 血糖コントロールが不安定
✔ 空腹を感じやすい
✔ 間食が増える
という傾向が出やすい。
運動習慣が少ない人ほど
お菓子の量が増えるのは、
単なる気分ではなく“代謝の問題”かもしれません。
特に40代女性は
加齢により筋肉量が年1%前後減少(Sarcopenia関連研究)。
甘いものを減らす一番の近道は、筋肉を増やすこと。
④体が硬い人ほど甘いものを食べている?
意外ですが、
体が硬い=血流が悪い=代謝が落ちている
可能性があります。
慢性的なストレスや交感神経優位状態は
コルチゾールを上昇させ、
高糖質食品への欲求を高めます。
さらにストレス時は
即効性のエネルギー源=糖を欲します。
「なんか疲れてるから甘いもの」
これは意思ではなく
神経系の反応なんです。
ストレッチや軽い運動で
副交感神経を優位にすると
甘いもの欲求が減るケースも多い。
体験に来られる方の中でも
「体がほぐれたら間食が減った」
という声は珍しくありません。
⑤間食は悪なのか?メリットとデメリット
間食=悪ではありません。
【メリット】
・血糖値の安定
・ドカ食い防止
・集中力維持
【デメリット】
・砂糖中心だと依存ループ
・総摂取カロリー増加
・脂肪蓄積リスク
大切なのは
「何を間食するか」
例:
✔ ナッツ
✔ ギリシャヨーグルト
✔ プロテイン
これだけで食欲の質が変わります。
ご飯の後にお菓子を食べてしまう理由
満腹=血糖値が安定、ではありません。
炭水化物中心の食事だと
食後血糖値が急上昇し、
再び下降します。
さらに脳は
「甘いもので締めたい」という
習慣記憶を持っています。
これは
脳の報酬系(ドーパミン)の影響。
毎日の“デザート習慣”が
空腹とは別の欲求を作っているんです。
まとめ
甘いものが止まらないのは
あなたの弱さではありません。
✔ 血糖値の乱高下
✔ たんぱく質不足
✔ 筋肉量の低下
✔ ストレスと神経バランス
体の仕組みを整えれば、
自然と欲求は落ち着きます。
自己流で我慢するのではなく、
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参考文献
Ludwig DS et al. JAMA. 1999;282(16):1539–1546.
Weigle DS et al. Am J Clin Nutr. 2005;82(1):41–48.
Layman DK et al. J Nutr. 2003;133(2):411–417.
Wolfe RR. Am J Clin Nutr. 2006;84(3):475–482.




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