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【家で正しいスクワットすれば腰痛予防になる?】

  • 執筆者の写真: 陽正 橘山
    陽正 橘山
  • 2 日前
  • 読了時間: 4分

ーー「スクワット=腰が痛くなる」を今日で終わらせる話ーー


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・筋トレは正直キライ

・腰が痛いけどジムに行くのはめんどい

・YouTube見ながらスクワットしたけど、効いてる感じがしない

・フォームが合ってるか分からない

・むしろスクワットしたら腰が痛くなった

・結局、何回やればいいの?


……ここまで読んで

「え、これ自分のことだ…」

と思ったなら、この記事はかなり役に立ちます。


結論から言うと、

スクワットは“正しくやれば”腰痛予防になります。

でも逆に言うと、

間違ったスクワットは腰痛を悪化させます。


今日は

「なぜ腰が痛くなるのか」

「家でやるなら何を守ればいいのか」

「何回やればいいのか」

を、難しい専門用語をできるだけ使わずに解説します。





|スクワットで腰が痛くなる人の共通点



まず大前提として、

腰痛の多くは“腰が弱い”から起きているわけではありません。


研究では、

腰痛の原因は


  • 股関節の動きの悪さ

  • お尻・太もも・体幹の筋力低下

  • 日常姿勢のクセ



が複合的に関わると言われています(※後述の参考文献参照)。


スクワットで腰が痛くなる人の多くは👇


  • 腰から曲げている

  • しゃがむ時に膝だけが前に出る

  • 体を支える筋肉が使えていない



つまり、

腰で頑張りすぎている状態。


例えるなら、

本来4人で持つはずの重い荷物を

1人(腰)で持っているようなものです。


これじゃ、痛くならない方が不思議ですよね。





|腰痛予防になるスクワットの正体



じゃあ、腰痛予防になるスクワットって何か?


ポイントはシンプルで、

「腰を守るために、お尻と太ももを使う動き」

これだけです。


論文でも、

スクワット動作は


  • 大臀筋(お尻)

  • 大腿四頭筋(太もも)

  • 体幹筋群



を同時に使える運動として

腰痛予防・再発予防に有効とされています。


つまりスクワットは

「腰を鍛える運動」ではなく

「腰を支えるチームを作る運動」。


この認識がズレていると、

どれだけ動画を見ても

「効いてる感じしない…」

となりがちです。





|家でやるなら“これだけ守って”フォーム3原則



家でやるスクワットは、

完璧を目指さなくてOKです。


まずはこの3つだけ👇


① イスに座るイメージでしゃがむ

→ 膝じゃなく、お尻を後ろに引く感覚


② 背中は“まっすぐ”をキープ

→ 反らす必要なし。猫背もNG


③ 立ち上がる時は“お尻で床を押す”

→ 腰で起き上がらない


おすすめは、

最初は本当にイスを使うこと。


「え、そんな簡単でいいの?」

と思うかもしれませんが、

この方法はリハビリ現場でも使われています。


動画より

“自分の体で分かる感覚”

の方が、何倍も大事です。





|正しい回数は「〇回×〇セット」



ここ、かなり聞かれます。


結論👇

10回 × 2〜3セットで十分。


腰痛予防が目的なら


  • 限界までやらない

  • 翌日疲れが残らない

  • 呼吸が止まらない



これが超重要。


研究でも、

低〜中強度の反復運動を

継続する方が

腰痛改善に効果的とされています。


「毎日やらなきゃ…」

じゃなくて、

週3〜4回、続ける

これでOKです😊





|それでも不安なら“一度だけ”見てもらう



正直に言います。


腰痛がある人ほど、

「自分では合ってるつもり」

が一番危険です。


実際、

パーソナルでチェックすると

8割以上の人が

「思ってたのと全然違う…」

と言います。


1回だけでも


  • 体のクセ

  • 腰に負担が出る原因

  • 家でやるべき内容



が分かると、

その後の自己トレが一気に楽になります。





まとめ|腰を守るスクワットは“頑張らない”



✔ スクワットは腰痛予防になる

✔ でも間違えると腰痛を作る

✔ 家では「フォーム・回数・感覚」が最優先

✔ 無理しない方が、結果的に続く


「筋トレ嫌いだけど腰は何とかしたい」

そんな人ほど、

正しいスクワットは味方になります。


一人で不安なら、

一度だけプロに見てもらうのも

立派な近道です💡


今すぐ試してみてください。





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参考文献

・Searle A, et al. Exercise interventions for the treatment of chronic low back pain. Br J Sports Med.

・McGill SM. Low Back Disorders: Evidence-Based Prevention and Rehabilitation.

・van Middelkoop M, et al. Exercise therapy for chronic nonspecific low-back pain. Eur Spine J.




 
 
 

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