【湯船に週4入ると痩せやすくなるの?】
- 陽正 橘山
- 4 日前
- 読了時間: 4分
――シャワー生活で“燃えにくい体”になっていない?

「最近シャワーだけで済ませがち」
「寝つき悪いし、朝スッキリ起きれない」
「なんとなく体が重い、代謝も落ちてる気がする…」
もし少しでも当てはまったら、あなたの“燃えにくさ”はお風呂の入り方が関係しているかもしれません。
実はいま、忙しい人ほど湯船に浸からず、
その結果「神経の乱れ」「冷え」「免疫低下」が起こりやすくなっています。
これ、日中の集中力から脂肪の燃焼まで全部に影響するんです。
でも逆に言うと——
週4で湯船に浸かるだけで、痩せやすいスイッチが入る。
論文でも続々と示されている“お風呂の本当のチカラ”、知っていますか?
ここから分かりやすく解説します。
【ポイント①】湯船は「自律神経のリセット装置」だった
〜ストレスで太りやすい人の共通点〜
例えば、1日の終わりに脳がパンパンで寝つけない日。
そういう日は体が交感神経優位=“戦闘モード”のままです。
研究では、40℃前後の湯船に10〜15分浸かるだけで副交感神経が優位になり、ストレスが低下することが分かっています。
(Source: 中山ら, 2018 / 産業衛生学会誌)
つまり湯船は“脳のふくらはぎ”みたいな存在。
パンパンに張った神経をふわっと緩めてくれる。
自律神経が整うと
睡眠の質が上がる
食欲の乱れが減る
脂肪燃焼ホルモンが正常に働く
結果、太りにくく・痩せやすい体質に寄っていくんです。
【ポイント②】“汗をかく習慣”は代謝の土台を作る
〜シャワーだけ生活は「燃えない体」を作りやすい〜
シャワーだけの生活が続くと、体の深部体温は上がらず、血流も不十分。
実は深部体温が上がらないと基礎代謝は落ちるという報告もあります。
(Source: ハーバード医科大学レビュー 2020)
湯船で体がゆっくり温まると、
血流が改善
酸素が筋肉へ届きやすくなる
老廃物が流れやすくなる
これだけでもカロリー消費量は自然にアップします。
さらに、汗をかく臓器といわれる“皮膚”は大きな代謝器官。
週4で汗をかく習慣ができると、“体が燃える準備”が整った状態になります。
【ポイント③】湯船は「睡眠の質」を爆上げする
〜眠れないと痩せないのは科学的に正しい〜
よく「睡眠不足は太る」と言われますが、これは完全にエビデンスあり。
睡眠が短いと
食欲ホルモンの“グレリン”が増える
満腹ホルモン“レプチン”が減る
インスリン抵抗性が上がる
=結果、食欲が増えて脂肪が落ちにくくなる。
40℃前後 × 15分の入浴は深部体温を上げ、入浴後に体温がストンと下がるタイミングで眠気が訪れることが知られています。
(Source: Horne & Shackell, 2019)
実際にクライアントさんも
「湯船に浸かる日だけ寝落ちが早い」
「夜中に起きなくなった」
と口を揃えます。
よく眠れる人は、必ず痩せやすい。
これは本当に事実です。
【ポイント④】週4が“ちょうどいい理由”
〜週1や2では変わらない?〜
入浴の研究では、週4〜5回の入浴が最も健康指標が改善する傾向が強いとされています。
(Source: Kunutsor et al., JAMA Network Open, 2020)
週1や週2では神経や体温のリズムが整いきらず、
週7になると逆に疲労が溜まる人も。
だからこそ、
・週4(2日に1回)
・40℃前後
・10〜15分
これが“痩せやすい体のスイッチ”を入れる黄金バランスなんです。
【ポイント⑤】湯船に入ると「行動力」が戻る
〜結局、痩せる人は“動ける人”〜
体が冷えてると、やる気も出ないし、動きも重い。
逆に体が温まると
関節の動きが滑らかになる
筋肉の張りが取れる
気分が前向きになる
という恩恵があり、自然と「ちょっと動くか」が増えます。
運動習慣をつけたい人ほど
湯船 → 寝る → スッキリ起きる → 動ける
の好循環を作れるようになります。
まとめ:痩せる準備は“湯船”から始まる
週4の湯船は、
✔ 神経を整え
✔ 代謝を上げ
✔ 睡眠を深め
✔ 行動力まで戻す
つまり「痩せる体の土台」を丸ごと作ってくれます。
まずは今夜、湯船に10〜15分。
そして1週間続けてみてください。
体が“軽くなる感覚”を、ぜひ味わってみてください。今すぐ試してみてください。
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一緒に体の土台から整えていきましょう☺︎
参考文献
中山淳ら(2018)「入浴が自律神経に与える影響」産業衛生学会誌
Harvard Medical School Review (2020) Thermoregulation & Metabolism
Horne, J., Shackell, M. (2019). Bathing and Sleep Quality. Sleep Medicine Reviews
Kunutsor, S. et al. (2020). “Association of Bathing With Mortality and Cardiovascular Outcomes” JAMA Network Open




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